目次 

「古都殺人事件」の掲載を始めましたが、続きはリンクでページに飛ぶという方式を採りましたが、これが結構面倒なことに自分で気づきました。最終回は29回になりますが、まさか28回もクリックしていられないということになります。
目次式に変更します。
第〇話に click の表示があれば、掲載完了を意味し、お読みいただけます。
まだ、準備中のものには、 click と表示されていません。また、それらは、画像の下にあります。
画像の上にあるものは、掲載済ですので、お読みいただけます。
よろしくお願い致します。


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最終話

猿轡刑事が挑む古都殺人事件 



小説「古都殺人事件」は、管理人が2004年に書いた小説です。
青色発光ダイオードの研究開発にからんで、中村修二氏(米カリフォルニア大学教授)が会社側と争ったという事件がありました。
その事件に着想を得て描いた作品です。
その後、中村氏はノーベル賞を授与されましたね。

ブックの形で印刷したものを、友人何人かに進呈。
ある人は、面白かったかして、知り合いの弁護士に貸したそうです。
その法律事務所では、弁護士さんや職員の方で回し読み、面白かったと好評でした。
この作品には弁護士も登場し、しかも、あまり好意的に描かれていません。
いいんでしょうか、という気がしたものでした。

今回は、第1話のみご紹介します。
それ以降のお話は、
秘密の地下室」で公開します。
続きは、毎話、その終わりにページを指定してありますので、クリックして、そのページに移動してください。
そのページの地下室にお入りください。




  第1話

猿轡(さるぐつわ)修一、またの名をギャグデカ。
白け鳥のさむ~いギャグをのべつ幕なしに連発しているからと言う説もあるが、実は名前に由来しているのだと本人は主張する。
「英和辞典でgagを調べてごらん。ギャグのほかに・・・」と猿轡。
「あっ、あった。さるぐつわ!」
若い犬丸刑事は、辞書と猿轡の顔を交互に見ながら、まるで大発見をした科学者のように感動してしまった。
そばで猿轡がにやにや得意顔である。

猿轡修一、三十五歳。身長一六八センチ、体重七十五キロ、やや肥満。眼鏡着用。髪の毛は少し来てる。
女にはモテそうにないが、三年前にちゃんと可愛い奥さんを貰った。しかも、去年待望の二世まで誕生。働き盛りの中堅刑事である(?)

「おーい、さる!」
宝田一課長が呼ぶ。
デカイ声だ。
顔もデカイが。
課長席に行くと、猿沢の池に急行せよという。
「朝から何の冗談ですか、さるに猿沢とは」
「馬鹿!猿沢池の大野屋旅館で変死体が発見されたんだ。直ちに現場に飛んでくれ」

猿沢池の周辺には小さな旅館が点在している。修学旅行のシーズンともなると、日本各地の小・中学生が、そうした旅館に宿泊する。

三月十八日、修学旅行のシーズンにはほど遠いし、花見にもまだ少し早い。シーズンオフなので、宿泊客も少なかった。

第一発見者は副支配人の土屋誠だった。

朝食に下りてこない。掃除の時間なので、部屋に連絡を入れるが、応答がない。様子を見に五〇三号室に入ると、男が倒れていたという。
女の姿はなかった。
宿泊カードでは、鹿戸賢治、四十三歳、住所は京都市南区とある。同宿者は妻の鹿戸真弓、四十歳。三月二十日まで宿泊予定だった。
ホトケさんは、座卓の横で仰向けに倒れていた。首にネクタイが巻きついている。苦しんだようで、顔には悶絶の跡が残っていた。浴衣姿だった。中肉中背。四十歳前半のようだ。
部屋は争ったような形跡はなかった。物色したあともなかった。座卓には、グラスが二個、缶ビールが五缶、うち三缶は空だったが、それとおつまみのするめが何本か残されていた。
「二人で飲んでいたようだな」
猿轡が座卓を見おろしながら言う。
「グラスが二個ですからね」
「おつまみはするめか」
「ということは、ごく親しいもの同士」
「うん、嫁さんとやっていたんだろう」
「そんな感じですね」
猿轡は隣の部屋に入っていく。
布団が一揃い敷かれていた。掛け布団の中央部がこんもり盛り上がっていて、誰かが使用したことを示していた。
押入れを開くと、あと二揃え夜具が収まっていた。使った形跡はない。クローゼットには男物の衣類が掛かっていた。
床には旅行鞄が置かれている。男物の着替えが入っていたから、殺害された男のものと思われる。
女の持ち物は見当たらない。免許証や携帯電話など身元が分かるものも見付からない。
寝室のカーテンを開くと、擦り硝子の入った障子がはまっていた。ガラガラと開けると、幅一メートルほどの狭い「部屋」がある。
正方形の小さなテーブルと、椅子が向かい合わせに二脚置いてある。壁には鏡の入った小さな洗面台が置かれていた。
猿轡は、窓のカーテンを開けた。
五階の部屋である。
若草山のなだらかな斜面が目に入る。
窓を開けて下を覗き込むと、建物に接して幅八十センチほどの掘割がある。側壁には突起物はない。
窓を利用した侵入、逃走は考えにくい。
入ってきた犬丸が何かを見つけたらしく、「あれっ」と声を上げた。
猿轡が振り返ると、犬丸はテーブルの天板の下にある棚を覗き込んでいる。
「これ遺書と違いますか」
猿轡も近づく。
白い無地の封筒が置かれていた。
「ちょっと見せてくれ」
猿轡は犬丸からそれを受け取って、用心深く中の物を取り出した。
「なんだ、これは・・・」
B5版の用紙にワープロで書かれていた。横書きでたったの二行。上端に二行印字してあって、あとはすべて余白だった。

  喧嘩になってしまい、夫を殺してしまいました。もう終わりです。私も後を追います。
  いろいろとお世話になりました。お許しください。

「心中・・・事件でしょうか」
犬丸が呟く。
「ちがうね」
「そうですか」
「ひとを殺してからワープロなど打つか」
「さあ、どうでしょう」
「まず、犯人はパソコンを持ち歩いていなければならない。そんなことするかあ」
「ノート・パソコンも普及していますからね」
「そりゃあ、パソコン・フリークもいるさ。だけど、四十のおばちゃんだぜ。オレはそんなおばちゃん見たことがない」
「ええ、まあね」
「考えても見ろ。旦那を殺してから、えいこらパソコンを出して、スイッチを入れて、起動するまでじっと待つ。そして、普段使っているワープロソフトを呼び出して、入力を始める・・・そんな悠長なこと、やるわけないじゃあないか」
「そうですよね」
「それにプリントアウト、どうするのだ」
「あっ、そうか。まさか、プリンターも持ち歩くということはないですよね」
「当たり前だ」
「ということは、これは・・・」
「そう、偽装工作だ」
「じゃあ、心中事件ではない」
「と思うよ」
犬丸にもそう思えてくる。

この続きは、クリックしたページの秘密の地下室に公開中。

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SWEETHIRO

Author:SWEETHIRO
塾・予備校で英語を指導してきました。引退して、現在家庭教師として数人の生徒を教えています。大学生の時に英検1級合格(1976年)。ところが、英会話は、特に練習も勉強もしませんでした。興味もありませんでした。海外での生活経験もありません。
普段から英語に接する環境なのに、英会話は、苦手でした。練習も勉強もしてきてないので当然です。
2年前英会話の学習を開始。そうすると、私の知らない言い回し、表現が目につきます。そうして集めた表現、フレーズがノート68冊分、22000文あります。その一部を、このブログでシェアしたいと思っています。
2016年9月21日

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